バーリ大学と中京大学の合同ワークショップ参加のため、2023年3月に近藤健児教授、斎藤佑樹講師、森本貴陽講師、塚本高浩講師の4名がイタリア・バーリを訪問しました。コロナ禍による中断後初の開催となったこの合同ワークショップは、バーリ大学教授のNicola Coniglio先生と近藤教授がオーガナイザーとして実施され、今回で通算4回目となります。
本学からは、国際経済学や空間経済学の理論モデルでしばしば採用されるアイスバーグ型輸送費用に関する理論研究を斎藤講師が、産業集積の外部性などで生じる生産者間の相互依存関係を考慮した効率性分析のための統計モデルに関する研究を塚本講師が報告しました。これらの報告に対してNicola Coniglio先生やRaffaella Patimo先生、Annalisa Vinella先生、Raffaele Lagravinese先生などから建設的なコメントが寄せられ、当初の予定時間を大幅に超過するほどの活発な議論が繰り広げられました。今後もバーリ大学との交流活動を継続して実施していく予定です。